旨蒲粉とは


伝統食品である蒲鉾(蒸し・焼・揚げ等)の元であるすり身の利点・特徴を、最大限確保しつつ、消費者(ユーザー)の利便性を高め、より手軽な食材としての機能を持たす為に開発した商品です。
魚の旨味・栄養素を損なうことなく、新鮮なすり身の再現を可能にしました。

当社の理念である「魚の旨味そのままに」を消費者(ユーザー)に「フリーズドライすり身」としてお届けすることが出来るようになりました。


●すり身の再現性


蒲鉾を製造するための「冷凍すり身」は温度管理が重要であり、気軽に輸送できる商材ではありませんでした。
そこで、業界内では冷凍すり身をフリーズドライにする研究をしてきましたが、水分を加えても、すり身独特の「粘り」や「弾力」が元に戻らないという状況でした。
当社の商品「旨蒲粉(うまかまこ)」は上記の課題をクリアし、すり身独特の「粘り」「弾力」を再現することに成功しました。



●商品の安全性


何も入れない!リン酸塩の入っていない北海道産のすり身と土佐沖で捕れる鱧とを天日塩のみですりあげたものをフリーズドライすり身にしました。

もちろん、防腐剤は使用せず、増量剤である卵白、小麦粉、澱粉も全く入っていません。

卵、小麦粉アレルギーの方にも安心してご使用していただけます。


この無リンすり身と高級魚である鱧を当社独自の練製品製造技術の開発(先使用権制度利用)に成功したのです。
この技術を活用し、特許も取得しております。

粉末であることから、物流における温度管理が常温で良いため、多くの小売店舗での取扱いが可能となり、すり身の安定供給を実現しました。



●自由な調理方法


調理は簡単で、水分を加えて練るだけで新鮮なすり身が再現され、いつでも・どこでも天ぷら(さつま揚げ)等の蒲鉾類を作ることが出来るようになりました。

又、「旨蒲粉」を添加することで出来る、新しい味覚の可能性も注目されています。




●地産地消・地産外商


当社の「フリーズドライすり身は土佐沖どれの鱧を使用しておりますが、他の魚種(未利用魚等)でも製造・商品化が可能であり、地元高知でも地産地消・地産外商という観点から、その可能性に注目されています。