基本のすり身の作り方

<用意するもの> ◎本品一袋 ◎でん粉3g(お好みで、でん粉を加えるとふっくらとした感じになります) ◎氷水140cc(砕いた氷100gと水道水40gで、2~3度の水温になると思います。冬場は特に氷が溶けにくくなりますので、細かくして下さい) ◎ステンレスのボール(乾いたもの) ◎しゃもじ

<作り方>

①ボウルに本品1袋を入れます、でん粉を加える時はここで加えてよく混ぜておいて下さい。

②冷水(5℃以下)を140CC入れ、およそ3分~5分程(氷水を使った場合は氷が溶けて無くなる迄)しゃもじで練り混ぜます。

③すり身がボウルに粘り付き手応えが重くなってきます、 滑らかになり、しゃもじにくっついたすり身が持ち上げても落ちてこないようなら出来上がりです。 *すり身が出来上がった状態で10分以上放置しますと、加工がしづらくなります。 *野菜など他の食材を混ぜる場合はすり身が滑らかなうちに。時間がたつとすり身は硬くなります。 *香辛料を使う場合は、すり身を作ってから加えてください。 

調理例 ●手作りさつま揚げと椀種  

手作りさつま揚げ  

①出来上がったすり身に、細かく切った野菜を加えよく混ぜ合わせます。  (玉ねぎなど水分の出るものは、あらかじめ片栗粉をまぶしておきます)  

②①を約4等分にし小判形に形を整えます。(形を気にせず手でちぎって油に入れても構いません)  

③170℃の油で2~3分揚げれば、さつま揚げの出来上がり。  *残った場合は冷蔵庫で保存して2日以内にお召し上がりください。軽く炙っていただくと風味が増します。  *余ったすり身は椀種にご利用ください。

椀種  

①すり身を絞り袋に入れます。  

②出し汁の中に①を適宜絞り込んで下さい。(絞り袋の切り口で大きさの調節が出来ます)  

③2~3分茹でて中心まで白くなったら出来上がりです。  

④塩、醤油で味をととのえて下さい。(すり身からも塩分が少量出ますので少し控えめに)

簡単伊達巻

お正月だけじゃなく普段のお弁当にもどうぞ。

材料  旨蒲粉10g、冷水又は冷やした出し汁40g、卵4個、砂糖、味醂、酒大さじ1、塩少々、醤油少々、植物油適宜  

①植物油以外の材料を全てミキサーに入れ2分間ほど混ぜます。  

②植物油を入れ熱した卵焼器に①を流し込みます。  

③中火で焼き、回りが固まってきたら弱火にします。  

④アルミで蓋をして、焦げ付かないように時々濡れ布巾の上に置き、熱を取りながら焼きます。  

⑤固まってきたら蓋にしていたアルミ箔の上に返し、裏返して卵焼き器に戻し反対側を軽く焼きます。  

⑥熱いうちにラップをした巻き簾で巻き両端をゴムで縛り、粗熱が取れるまで冷まし冷蔵庫に入れます。 

⑦適当な大きさに切って、いただきます。

土佐蒲流フィッシュカツ

おやつにどうぞ、おからを混ぜるときにカレー粉を少し入れても美味しい。

材料  すり身(1袋分)、玉ねぎ(小1/4個)、人参(小1/4個)、おから50g、溶き卵、パン粉、片栗粉  

①みじん切りにした玉ねぎ、人参に片栗粉をまぶしておきます。  

②すり身におからと①を加えよく混ぜます。  

③小判形に整えた②を溶き卵にくぐらせパン粉をつけます。  

④170℃の油で2~3分揚げれば、土佐蒲流フィッシュカツの出来上がり。

おにぎり蒲鉾

食べ盛りにはもってこい。

材料  すり身(1袋分)、冷えたご飯一膳、醤油をかけた鰹節  

①ご飯に鰹節を混ぜピンポン球位の大きさに握ります。  

②濡らした手の平の上で①の周りにすり身を塗りつけます。  

③170度に熱した油で2~3分揚げれば出来上がり。 中に入れるご飯は焼飯や炊き込みご飯の残りでも.

すり身の水餃子

材料  すり身(1袋分)、 長ネギ(みじん切り)10cm 塩コショウ少々 酒大さじ1 しょう油小さじ1 片栗粉小さじ1 ゴマ油小さじ1   餃子の皮(手作りでも) ■スープ 水5カップ 鶏がらスープの素小さじ2 薄口しょう油、しょう油各小匙1 塩少々  

①具を混ぜて餃子の皮で包みます。  

②スープを煮ます。  

③煮立ったスープに①を入れて、浮き上がってきたら塩コショウで味の調整をして出来上がり。  

④好みで白髪ネギを添えても。

土佐蒲流手打ちうどん

うどんから出汁が出ます、一味違う手打ちうどん。

材料  中力粉500g、旨蒲粉15g、塩20g、水270g  

①水に塩を入れ塩水を作ります。

②中力粉と旨蒲粉をボウルにいれよく混ぜます。
 
③②に①を少量ずつ加えながら、表面が滑らかになるまでよおく捏ねます(ちょっと疲れます)。
 
④丈夫なビニール袋にいれ足で踏み踏み、ほっぺた位の柔らかさになります。
 
⑤冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
 
⑥打ち粉をして麺棒で3ミリくらいの厚さにのばし, 粉をふり、三つ折りにします。

⑦2~3mm幅にカット、茹でると少し太くなります。  

⑧麺をほぐし沸騰したお湯に入れ13分程茹でます。  

⑨ざるに取りしっかりと水洗いをして出来上がり。

ヘルシーつみれ

鍋物の具材にどうぞ、ニラや牛蒡を入れても美味しい。

材料  すり身(1袋分)、おから50g、でん粉5g、水20~30cc  

①すり身におからとでん粉を加えよく混ぜ、水で硬さの調節をします。  

②好みの大きさに丸め、鍋物やお吸い物の中に入れていただきます。

すり身ときのこのスープ

色んな野菜を入れて栄養たっぷりに。

材料  すり身(1袋分)、人参1本、きのこ(しめじ、マツタケ、シイタケ、エノキ、エリンギ等なんでも)、長ネギ1/2本  和風だし適量、醤油適量、酒適量  

①鍋に湯を沸かし、和風だし、醤油、酒を入れます。  

②人参、きのこ、玉葱は適当な大きさに切っておく。  

③すり身は一口大にちぎり、その他の材料と一緒に①に入れます。  

④醤油で味をととのえ出来上がり。

椎茸のすり身焼

材料  すり身(1袋分)、椎茸中6個、片栗粉 適量、オリーブオイル 少々、めんつゆ 少々、一味 少々  

① 椎茸の茎を切り傘の裏に、片栗粉を付けます。(余分な粉は落とす)  

② 椎茸の傘の裏にすり身を、へらなどでまん丸く塗るように詰めていきます。  

③ フライパンにクッキングシートを敷きオリーブオイル少々、すり身の方を下にして蒸し焼きしてきつね色になったら返して焼く。  ④ めんつゆ&一味で美味しいです、お弁当にもどうぞ。

すり身団子と大葉の海苔巻き

材料  すり身(1袋分)、木綿豆腐1/2丁、大葉10枚、焼海苔1枚、みそ小さじ1/2  

①豆腐の水切りをし、海苔を10等分に切っておきます。  

②①の豆腐とすり身を混ぜ合わせ、みそを加えさらに混ぜます。  

③のりに大葉をのせ、その上に②をのせ、はさみ込むようにたたむ。  

④フライパンにサラダ油を熱し、③を並べて中火で蒸し焼きにし裏面も同じように焼いて出来上がり。 豆腐の水をしっかり切ることで、ふわふわのおだんごができます。

チーズin白身魚のすり身焼き

材料  すり身(1袋分)、コーン50g、玉ねぎ小1個、パセリ適量、塩・コショウ少々、片栗粉大さじ2、ピザ用チーズ適量  

①玉ねぎとパセリをみじん切りにし、玉ねぎには片栗粉をまぶしておきます。  

②①とチーズ以外の材料をボウルに入れ、よーく練ります。  

③一口大にまるめながら、チーズを真ん中に埋め込みます。  

④少し多めの油をひいたフライパンで、弱火でじわじわ焼く。  

⑤両面こんがり焼き色ついたら出来上がり。 お好みでケチャップや醤油をかけてどうぞ。